休日だったため,近所のクリニック(通院歴あり・土日診療可能)へ
付き添い,そこから救急車を手配して入院となった。
2年ほど前にも救急車のお世話になったことがある。
片足が動かないということで脳の疾患を疑ったのだ。
その際は一過性のもので,脳梗塞の予兆ではないと断定はできないが
CTもMRI検査でも異常なしの診断だった。
その後,何度か検査の結果,腰痛が原因のしびれ・麻痺と診断され
投薬治療を続けているが,軽度のしびれや歩きにくいといった症状は出現していた。
その経緯があったため,救急車は躊躇した。
だが,老親が言うには口がうまく回らない,と。
聞いている側としては,呂律が気になるほどではない。
言いにくい・機嫌が悪いなどで少々モゾモゾ話すかな?程度。
だが本人には違和感があったのだろう。前とは違うと。
午後の診察開始に合わせ出かける支度を始めた。
自分もなんとなく予感があって,水と本を押し込んだ。
本当に徒歩数分の距離だが,老親はしがみつくように
身体を引きずるように,ショッピングモールに到着し
ショッピングカートの力を借りてクリニックに到着した。
クリニックでは少々待たされたが,診察した医師は脳梗塞疑いで
CT検査。結果,なにもなかったが,疑わしいと判断し
かつて入院歴がある病院へ搬送手配をしてくれた。
その際,即治療に入れるよう点滴も入れたのもよい配慮だったのだろう。
四半世紀前に通った病院は改装・増築で迷路のようだった。
受け入れてくれた脳神経外科の医師は頻繁に入る電話対応の合間に
忙しそうではあったが,印象は悪くなかった。
冷静だった,と思う。医師・看護師は親切に対応してくれた。
いろいろ書類を書かされたり渡されたりは面倒だが,仕事で慣れている。
老親は意識ははっきりしているし会話もできる。
予感というほどではないが,命の心配は全くなく,軽症だろうとなんとなく信じていた。
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